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カントリージェントルマンの仕事ぶり


カントリージェントルマンとして本格的に活動を開始してから、約1年が経とうとしている。

実際のところまだまだ駆け出して、したいのにできないことや忙しくて手が回らないところばかりの毎日。それでもお客様から優しい言葉をかけていただく度に、とても嬉しい反面「もっともっとクオリティを上げなければ」と気を引き締めている。

そもそもガレージの一角を借りて、コインリングを作るところから始まったカントリージェントルマン。その頃は機材なんてものはほとんどなかったし、そもそも何が必要かなんてことも全くわかっていなかった。

作りたいものが一つできるにつれ、それに付随して道具の数もどんどん増えていった。

作業部屋

冬は寒いので、かなーり古いストーブを引っ張り出してきて塗装して使ってみたり。

なぜかエアガンもどんどん増えていった。笑

気がつけばいろんなものに手当たり次第手を出して見た。

コインリング作りから始まり、サインペインティング、木工もすればヴィンテージのアクセサリーを手作りしたり、レザークラフトにも挑戦中だ。指輪も作ればピアスもネックレスも作る。

ニューヨーク滞在中のインスピレーションから作品を作ることが多いが、日々暮らしの中や雑誌の1ページからでもイメージは手に入る。

とにかく今は毎日が忙しくて、楽しい。

こんな風に思えるのは自分の作品を手に取っていただけるお客様の存在と、認めてくれる人たちの存在があってこそだと思う。

本当に感謝してる。

これからもカントリージェントルマンとして、日々いろんなものに刺激を受けながらクラフトマンとして、そしていち人間として成長を続けていきたい。

自分が得たスキルを、イメージを、インスピレーションをどんどん自分なりに組み合わせていきながら、基本的には自分が欲しいと思うものだけ、心を込めて作っていきたい。

まだ誰も見たことがないような作品にで会える時まで、どんどん新しいものに触れて吸収していきたい。

そして自分の枠だけじゃなく、他のクラフトマンの人とも交流してみたい、とも思っている。どんなものに興味があってどんな風にそれを表現しているのか。

ビジネスマンではないので、正直クラフトマンは孤独な商売だ。だからこそ、他のクラフトマンがやっていることは気にならないかといったら嘘になる。

交流は新しいエネルギーを生む。

自分がまだ知らない世界を見ている人に、これからどんどん出会っていきたいと思う。願わくば自分のクラフトマンとしての生き方が、他のクラフトマンへのインスピレーションになれるように。

そんな風に考えながら、カントリージェントルマンは仕事をしています。

カントリージェントルマンの作品はこちらからご覧いただけます。

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