あまり知られていないティファニーとパールの歴史


出典:http://press.tiffany.com/ViewBackgrounder.aspx?backgrounderId=27

真珠は自然が生み出した完璧な宝石であり、カットや研磨を必要としないとても不思議で貴重な宝石であり、その点では真珠に匹敵する宝石はありません。

日本ではあまり知られていませんが、1837年に創業されて以来ティファニーは最高級の真珠のバイヤーとして国際的に知られています。

カントリージェントルマンではティファニーの中でもヴィンテージの銀食器を素材としてふんだんに使用したヴィンテージアクセサリー(リング・ブレスレット・髪留め)を制作していますが、今回はそんな知られざるティファニーとパールの歴史について紐解いていきたいと思います。

自然が生み出した芸術、パール。

チグリス川とユーフラテス川の平野に、世界最古の文明であるメソポタミア文明が発祥したとされる紀元前3500年頃、中東およびアジアの社会は、女性の魅力と純粋さの象徴として真珠を非常に貴重なものとして大切にしていました。

また、19世紀のヨーロッパでは真珠は他のすべての宝石よりも貴重な王族のお気に入りであり、様々な宝飾品として加工されてきました。

ヨーロッパのみならず、アメリカ女性の多くも真珠の純白の輝きの素晴らしさに魅了されました。

ティファニーとパールの歴史の始まり

創業者のチャールズ・ルイス・ティファニー(1812-1902)は、ティファニーの顧客のために最高級の真珠を手に入るべく、世界的に有名な宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツ(1856-1932)博士を派遣しました。 1908年、クンツ博士は「The Book of the Pearl」を執筆しましたが、これは依然として宝石の決定的な基準源とみなされています。

彼はアメリカで真珠を確保するために様々な地を訪れ、その中で様々な宝石の発見・確保に貢献しました。

そしてとうとう1857年にニュージャージーのノッチ・ブルックで素晴らしい淡水真珠が発見されました。パールは約1/4オンスの重さで、チャールズ・ティファニーによって購入されました。

そのパールは1860年にナポレオン3世とフランスのエウジェニー皇后に売却されました。その購入者のあまりの身分の高さから、真珠は「クイーン・パール」と呼ばれました。

他の有名なティファニーパールの中には、かの有名なアメリカ合衆国大統領であるエイブラハム・リンカーン大統領から、その妻マリア・トッド・リンカーンに与えられた真珠のブレスレット、イヤリング、ネックレス、ブローチのパールセットがあります。パールセットは現在、ワシントンD.C.にある議会図書館に安置されています。

世界的に認知度を高め合ったティファニーとパール

真珠は、19世紀後半の数々の偉大な世界の見本市で、ティファニーがその認知度を世界的に高めていく上で、非常に重要な役割を果たしました。

また、その豪華な展示では当時他のジュエリーデザイナーよりも優秀であり、数々の賞を受賞したティファニーのチーフジュエリーデザイナー、ファーナム(1859-1927)の素晴らしい作品が展示されました。

ティファニーの歴史の中で、その多くはパールネックレスが同社のコレクションで最も高価な宝石でした。

1893年にシカゴで開催された世界コロンビア博覧会で、ティファニーは38個の天然真珠からなるネックレスを20万ドルで展示しました。

19世紀末までに、ティファニーはアメリカのファッショナブルな女性たちに、ウエストまでの長さがあるパールのネックレスを販売していました。それらはニューヨークの社交婦のために集められたものでした。ジョージ・グールド氏は、それらに100万ドルを超える価値をつけました。

ティファニーの宝石は再びバッファローの1901年世界博覧会で金メダルを獲得しました。そのファーナムの作品の中には、数多くのアメリカの真珠、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドを使用したイタリアのルネサンス様式の金のペンダントセットなどがありました。

1900年代初頭、クンツ博士はミシシッピ川の谷に豊富な淡水真珠を発見しました。形状が細長いことから名付けられた "dogtooth(犬の歯)"真珠は、特別に作られたブローチの花弁に使用されたりしました。この特別なデザインは、金とプラチナのダイヤモンドが飾られた葉と茎が輝く素晴らしいもので、1904年にコミックオペラの星であるリリアン・ラッセルに贈られました。

アール・ヌーヴォーとパールの運命的な出会い

クンツ博士のアメリカの宝石への献身は、チャールズ・ティファニーの息子であり、アール・ヌーヴォー様式のデザイナーであったルイ・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)と分かち合われ、その歴史を力強く牽引していきました。

クンツ博士の激励を受け、若いティファニーは1907年から始まったティファニー社のジュエリーデザインの多くにバロック様式の真珠を取り入れていきました。これらのデザインはファインジュエリーにおけるバロックパールの美しさをアメリカ、そして世界に広く知らしめる事になりました。

今日、ティファニーは、日本からのアコヤ真珠、不規則な形のパール、淡水真珠、南海の真珠など、数種類の真珠を宝石のデザインに取り入れています。オーストラリア、タヒチ、フィリピンの沿岸から栽培されているこれらの輝く真珠は、すべての真珠の中で最も大きくて珍しく、白、黒または黄金のように現れることがあります。

自然が作り出した最高の宝石、真珠。

ティファニーはいち早くその魅力に気づき、ダイヤモンド同様その素晴らしい魅力をアメリカをはじめ全世界に知らしめました。その裏側には、クンツ博士をはじめとした様々な人の尽力により、成し遂げられてきたのです。

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