リメイクする、という事。


現在、カントリージェントルマンではティファニーをはじめとする様々な銀食器や、アンティークの素材をリメイクし、作品を生み出しています。

自らのデザインでゼロからのリングやブレスレットの制作はしておらず(現在実験中)、基本的には全てヴィンテージ素材からの作品制作を行なっています。

今回は、”リメイク”というものがカントリージェントルマンにとってどのような意味を持つのかをお話ししていきたいと思います。

リメイクとは

そもそもリメイクとは、「以前からあった作品を作り直すこと」です。その単語の語源はRemakeつまりRe(もう一度)Make(作る)という言葉からきているとされます。

あくまでカントリージェントルマンとしての考えですが、完璧なゼロからモノを作るということはある意味で不可能なことであると考えています。

それは例えば全く新しい指輪を作るとするとき、頭の中にはどこかで見たデザインや何らかのモチーフが存在しているはずだからです。

また、人類が誕生してから我々まで連綿と続く歴史があるからこそ、現在では様々なモノがありその利益を享受することができている、という風に考えています。

過去の偉人の言葉で、「最高の芸術家と思われている人物でも、彼らはそれまでの歴史の中で最高のものの上に立っている」というものがあります。(誰が言ったのか、この文が正しく書けているかはよく覚えていませんが、同様の趣旨であることは確かです)

つまりはミケランジェロやラファエロなど、歴史上で非常に高い評価を受けている人であっても彼らはそれ以前の歴史の上に成り立っており、決して彼らだけでは傑作と呼ばれる作品は生まれ得なかったということです。