前回の投稿から、かなり期間が空いておりました。ご無沙汰しております、Country Gentlemanでございます。
今回はようやく新作のご紹介をさせていただける運びとなりましたので、2つのヴィンテージバングルをご紹介させていただきたいと思います。
ヴィンテージフォークバングル-La Marquise-
こちらのヴィンテージフォークバングルは、Reed&Bartonが1895年(125年前)に発表したデザインであり、デザイナーはオースティンF.ジャクソン(1850年にイギリスのバーミンガムで生まれ、1906年にマサチューセッツ州トーントンで亡くなりました)によってデザインされました。
彼はReed&Bartonの初期のデザイナーで、世界中から実力のあるデザイナーを探している中で、見出された実力派のデザイナーでした。
1891年には世界的にスプーンをお土産として購入することが流行していたため、お土産用にデザインしたスプーンは非常に高い人気を誇り、彼らはそのデザインで特許すら取得したほどでした。
こちらのLa Marquise(和訳:公爵夫人)と名付けられたパターンは、繊細さと大胆さが融合されたデザインが特徴であり、持ち手の滑らかでプレーンな部分と、持ち手全体に施された彫りの深い彫刻が、絶妙に融合された逸品となっております。
さらにこちらのフォークバングルの魅力は、当時の所有者が彫らせたと思われる、モノグラム(イニシャル)にあります。
表面には”表面には"Thomas"、裏面には"July.26.1899"と彫られていることから、こちらのフォークは1899年(121年前)のものであると推測されます。

重量も44gと、手に取るとずっしりとした重量感を感じ取れる、文字通り重みのあるヴィンテージフォークバングルに仕上がっております。
限定1点のみとなりますので、お早めのご検討をお勧め致します。
Montereyヴィンテージバターナイフバングル
次にご紹介するのが、Alvin Mfg Coが同じく1895年(125年前)に発表したMontereyパターンのヴィンテージバターナイフから制作された、ヴィンテージバターナイフです。
こちらは先ほどのLa Marquiseとは正反対で、軽やかなバングルとなっており、重量は17gとさらりと身につけられるようなバングルとなっております。
持ち手全体に配置されたアラベスク(唐草)の模様は、光を浴びるたびにキラキラと美しい輝きを見せてくれます。