歴史の継承者へ
珠玉の逸品を
For all successor of history
歴史の継承者とは
Country Gentlemanでは
ヴィンテージ愛好家の皆様を
「歴史の継承者」
であると考えております。
ヴィンテージの指輪、ブレスレット。
それらは全て数十年、数百年前に
この世に生み出され、
幾人もの元を渡り歩いた末に
今あなたの手元で輝きを放っています。
そのヴィンテージの誕生から入手までの間、
持ち主の中のたった一人にでも
「価値がない」
と判断され捨てられていれば
それがあなたの手元に渡ることは
決してなかったでしょう。
生きた時代や国が違えども、
そのヴィンテージを継承してきた
人々は皆共通して
物言わぬそのヴィンテージに宿る
価値や魅力を見抜いていました。
そんな奇跡のような不思議な縁が
連綿と続いてきたからこそ
そのモノは
”ヴィンテージ”となったのです。
人々が
「大量生産・大量消費」
「流行」に群がり
驚くほど大量の品物が生産され
消費されている現代。
そんな世界の流れと逆行するように
自らの価値観を信じ、愛し、
”価値あるものを受け継ぐ”
という流れの中に喜んで身を投じる
それこそがヴィンテージ愛好家であり、
またそんな方々をこそ
「歴史の継承者」
と呼称すべきではないか。
私はそう信じています。
あなただけが感じ取った
ヴィンテージの魅力、背景、貫禄。
それはきっとまたあなたから
後世の人へと大切に手渡され
受け継がれていくのだろうと思います。
歴史の案内人
Country Gentlemanは職人ではありません。
私はこれまで数多くのヴィンテージに触れ
その歴史や背景を調査し続けてきました。
そしてその度に
歴代の職人達の技術と情熱に驚き、
心からの敬意を抱いてきました。
2016年のブランド立ち上げ当初は
何かを生み出すことの楽しさに
日々喜びを感じていました。
しかし日々ヴィンテージに触れる中で
徐々に歴代の職人達との差に愕然とし
どこかで「職人」としての自分に
諦めを感じていきました。
ただそんな中でも、
歴史に埋もれかけていた
素晴らしいヴィンテージの数々を
拙い言葉ながらご紹介をすることに
また別の喜びを感じるようにもなりました。
そんな複雑な感情を抱いていたある日、
19世紀のあるイギリスの哲学者の言葉に
心を打ち抜かれることとなります。
−
諦めというものには2種類ある。
それは
「絶望に根ざす諦め」
と
「不屈の希望に根ざす諦め」
である。
−
-Bertrand Arthur William Russell-
幸福論より抜粋
私の技術がいかに拙く、
価値がないと一笑に付されようとも。
多くの人に理解されず、
その活動の多くが徒労に終わろうとも。
ヴィンテージというものの素晴らしさ、
そして”受け継ぐ”という行動の
切なくも愛すべき美しさを
一人でも多くの方に届けられれば。
だからこそCountry Gentlemanは
「歴史の案内人」
でありたいと心から願っています。
この世の価値観に従属することなく
自分自身の心の声に耳を傾け
ただひたすらに愛を注ぐ
「歴史の継承者」へ。
歴史の影に埋もれかけていた
美しきヴィンテージの歴史を
ただひたむきにお伝えする
「歴史の案内人」として。
Country Gentlemanは
珠玉の逸品だけをお贈りすることを
ここに誓います。