アメリカでは老舗のカトラリーブランドの一つが、Alvin Mfg.Coです。
 
1886年にアメリカはニュージャージー州で誕生し、のちにあの有名なGorhamに買収されたブランドであり、その高い芸術性は高い評価を得ていました。
 
特に1899年にデザインされたこの"EdwardVII"は、その大胆なデザインが目を引く傑作です。
 
このEdwardVIIに関する文献は見つかりませんでしたが、そのパターンの名前から1901-1910年までイギリスの国王となった、名君エドワード7世に影響を受け制作されたものと推察されます。
 
このエドワード7世の治世は約10年ほどと短かったものの、フランス・ロシア・日本などとの関係の強化を成功させ、「ピースメーカー」の異名をとるほどの有能な王であったそうです。
 
その彼に対する敬意を表し、このように甲冑を着けた戦士といういかにも男らしく雄々しいデザインがなされたのではないか、とも推察されます。
 
また、現在も”紳士”という言葉がありますが、そのルーツは西欧の騎士道に通ずるとの通説もあり、現代の紳士にこそ身につけて頂きたい作品となりました。
 
デザイン面では、スプーンのすくう部分を大胆にも内側に折り込み、非常に精悍な顔つきに仕上げることができました。
 
こちらの作品は手首周りの長さが16-16.5cmの方にのみご着用いただけます。
 
数が少ないため1点限りの販売となります。お早めのご検討をお勧め致します。
 
※Alvin Mfg.Coの刻印が内側にあり、Alvin Mfg.Co公式製品であることと、さらにスターリングシルバー製（純度92.5%の銀）であることが判明しております。
※ヴィンテージ素材を使用して制作しているため、細かな傷等がございます。丁寧に磨きはかけておりますが、あらかじめご了承くださいませ。