今回が初のご紹介となる素材、”ベイビーフードプッシャー”を使用した珍しいリングのご紹介です。
 
ベイビーフードプッシャーとは、その名の通り「食べ物を押す」ために開発された食器の一つです。
 
詳しい使い方などはブログ記事：新作のご紹介＜ベイビーフードプッシャーリング＞よりご確認いただけます。
（おそらく日本ではほとんど見る機会がないであろう、珍しい食器となっております。）
 
ぜひ一度ご覧ください。
 
また今回のヴィンテージ素材は、Webster社の”WSC7”という1910年（約112年前）に発表されたパターンのものをセレクトしております。
 
Webster Companyは1894年（およそ128年前）に設立され、1950年にReed and BartonSilverCompanyの一部になるまで存在していた、今はなきブランドとなっております。
 
こちらのパターンは、アールデコが隆盛した1910年代に制作されたこともあってか、
 
必要最低限まで要素が削り取られ、とてもシンプルでありながらも綺麗に縁取られたラインが全体の印象をうまく引き締めてくれています。
 
今回はせっかくの美しいデザインを損なうことのないよう、そのままのデザインを最大限に活かしながら、丁寧に曲線を描くよう加工、そしてじっくりと磨き上げることで、
 
このヴィンテージ素材が持つ美しさを引き出すことに成功しました。
 
重さは11g程度と比較的軽めのリングとなっており、何より食べ物を押し出す部分の幅の長さが約4.3cmもあることから、
 
指の根元から第2関節までをほぼすっぽりと覆うほどのサイズ感となり、眩いばかりの輝きと目を奪われるようなインパクトを持ち合わせています。（サイズは13-17号の方までご着用が可能です。）
 
 
材質はスターリングシルバー（純度92.5%の銀）となっており、日本においてはこのベイビーフードプッシャーからリングが作られることはほとんどないことから考えますと、
 
誰かと被ることがほぼないであろう、特別なヴィンテージアクセサリーと言えるかと思われます。
 
今回はヴィンテージ素材の特殊さから、1点限りの出品となります。
ぜひこの機会に、お試しをいただければ幸いです。
 
※本作品はヴィンテージ素材を使用しております。経年変化による小傷や汚れなども見受けられますため、ご購入の際にはその点予めご了承ください。（もちろんクリーニングは施しております）
※本作品はハンドクラフト作品となります。工場で生産されたような正確な商品をお望みの方にはおすすめ致しかねます。ヴィンテージ素材であること、ハンドクラフトであることをご了承いただける方にのみ、ご購入をおすすめ致します。