ダッドスニーカーにオーバーサイズのダウンなど、近年ボリューム感のあるアイテムがファッショントレンドとなっています。
そんな中で、アクセサリーとしてもボリューム感のあるごつい指輪の人気も高まってきています。
この記事ではそんな”ゴツい指輪”、またその中でも”まだ日本ではあまり知られていないモノ”に焦点を当て、男性向けにおススメのごつい指輪のラインナップをご紹介したいと思います。
スプーンリング
スプーンリングとは、その名の通りスプーン(スターリングシルバー)を丸めて作られたリングのことを指します。
起源は17世紀のイギリスで、富裕層しか所有できなかった高価な銀のスプーンを、使用人が盗み恋人への婚約指輪として丸めてリングにしたことに始まります。
使用するヴィンテージスプーンの持ち手部分が、このスプーンリングにおけるデザインを決める重要な要素となり、またそれが同時にそのリングの個性にもなります。
このスプーンはwallaceと呼ばれる世界的老舗銀食器メーカーのパターンの一つ、Grand Baroqueのヴィンテージものを使用して作り上げた作品となります。
靴やジャケット・ダウンなどでどれだけボリューム感のあるスタイルを身に着けても、それに負けないほどの存在感は、まさにごつい指輪の筆頭として、現在のファッションシーンにおいても間違いなく活躍してくれます。
また、デザイン面でもヴィンテージ・アンティークのスプーンは洗練されたものが多く、スタイリッシュなスタイルでもナチュラルに溶け込んでくれるスプーンリングは、どんな方でも身に着けられる汎用性の高いアイテムだといえます。
ゴツさはありながらも、どこか洗練されたスプーンリングは、これからのファッションアイテムとして注目が高まってきています。
メキシカンリング
日本ではまだほとんど知られていない”ごつい指輪”。それがこのメキシカンリングです。
起源は1910年のメキシコにあります。この年から始まったメキシコ革命により、国内の通貨の価値は暴落。それにより流通していたペソ硬貨は鉄クズ同然となってしまいます
指輪職人たちは何とか仕事を見つけようと、このペソ硬貨を溶かして荒々しく無骨な指輪(メキシカンリング)を作り上げました。これが1940年代のアメリカンバイカーたちの人気を呼び、当時大流行しました。
このことから、メキシカンリングはバイカーリングとも呼ばれるようになりました。
ペソ硬貨が真鍮などで作られていたことから、メキシカンリングは真鍮(Brass)で作られることが多く、その圧倒的なボリューム感から、バイカーたちはメリケンサックの代わりとしても身に着けていたそうです。
このような歴史を持つメキシカンリングは、現代においては不自然なほどのゴツさを誇るリングとなっています。
デザイン面では荒々しいものが多く、スカルやネイティブアメリカンが代表的なデザインとなっており、特にアメカジやハード系のスタイルにフィットする指輪といえます。
ネルシャツやレザージャケット、アウトドア系のスタイルにおススメの”ごつい指輪”が、このメキシカンリングです。
ゴツい指輪を着けるなら右手がおススメ
ゴツい指輪を着けるのは、右手と左手どちらが良いのでしょうか。おススメは右手に着けることです。
なぜなら多くの人の場合利き手は右手のため、何かを持ったり触ったりする際に、右手に指輪をしていたほうが人の目に触れる頻度が高いからです。
着ける指についてですが、もちろん好み次第ではありますが、オススメは中指か薬指です。
人差し指ですと何かを触ったり握ったりする際に、少し邪魔になってしまうため、中指か薬指への着用をお勧めします。
Country Gentlemanのリングラインナップ
当ブランドCountry Gentlemanでは、様々なデザイン・スタイルのリングを多数取り揃えております。
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