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絢爛豪華で重厚感あふれるヴィンテージバングルのご紹介 -Gorham crown baroque-


かの第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの夫人、メアリー・トッド・リンカーンも、数ある銀食器ブランドの中からその品質とデザインに魅了されティーセットを購入するなど、当時非常に高い評価を受けていた老舗銀食器ブランド、Gorham(ゴーハム)。

今回はそんな歴史ある銀食器ブランド、ゴーハム の中からひときわインパクトの強い-Crown Baroque-をセレクトし、ヴィンテージバングルとして販売予定です。

絢爛豪華なヴィンテージアイテム

こちらの"Crown Baroque"は、今から約43年前の1975年に発表されたデザインです。その後1991年には製造が中止され、現在ではその数は減るだけとなり市場に出回る数も年々減ってきている貴重な素材となっております。

そのデザインは非常に有機的であり、多くの植物が複雑な装飾の中に組み込まれるなど、特徴的にはアール・ヌーヴォー(有機的、植物を多用した豪華な様式)のそれが多く含まれております。

 

アール・ヌーヴォーの復興

18世紀末まで、芸術様式として栄華を極めていたアール・ヌーヴォーは、第一次世界大戦を境として人々の関心がよりシンプルでモダンな様式であったアール・デコ(無機的、直線的な様式)に移っていったため、一旦は衰退の途を辿りました。

しかしその後1960年代ごろから、アメリカではアール・ヌーヴォーの個性的で豊かな表現が再評価され、リバイバルの動きが起こりました。

1975年に発表されたこのCrown Baroqueは、その流れを受けもう一度アール・ヌーヴォーの真の美しさを表現すべく、発表されたものと思われます。

”クラウン・バロック”と言う名の通り、デザインには

・クラウン(王冠)

・バロック(バロック様式:16ー18世紀初頭にかけてヨーロッパ内で広まった美術様式で、 曲線や楕円がふんだんに盛り込まれた豪華な装飾が特徴とされている)

の2つの要素が組み合わされており、絢爛豪華で重厚感あるデザインは、見る者の心を惹きつけてやまない力強さを秘めています。

本物のヴィンテージアクセサリーが持つ”貫禄”を味わいたい方にこそ、お試しいただきたいこちらの作品は9月中頃には販売が開始できるものと思います。

現在非常に多くのお客様にお問い合わせをいただいており、とてもありがたく思います。

皆様のご期待にそえるよう、素材の到着を待って制作を進めてまいります。

大変恐縮ですが、もう少々お待ち頂ければと思います。

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