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白洲次郎特集!MEN'S Precious2018夏号


自分がカントリージェントルマンを名乗ることになったきっかけとなった人物。それが憧れの白洲次郎です。

若かりし頃のカントリージェントルマン、白洲次郎

https://buaiso.com/about_buaiso/jiro.html

詳しくはこちらの記事(カントリージェントルマンとは)でご紹介していますが、簡単にご紹介するとすれば、

「イギリス・ケンブリッジ卒、180cmを超える長身で端正な顔立ち、第二次世界大戦後にはGHQに占領された日本を一つの国として立ち直らせるために奮闘した偉大な人物」といったところでしょうか。

彼は全ての言動には「プリンシプル(物事の原理・原則)」があるべきだと考え、言いたいことはたとえ相手が誰であろうとはっきり言った人物でした。

戦後GHQが日本に対し様々な要求を求めてくるなか、多くの政治家たちは彼らに対して反抗することができませんでした。しかし白洲次郎はそんなGHQに対しても「言いたいことは言うべきだ」と考え、自分のプリンシプルに則り折衝を続けていきました。

そんな彼に対するGHQの人物評は”従順ならざる唯一の日本人”でした。白洲次郎という人物がどれほどの存在だったかということが、この人物評からうかがい知ることが出来ます。

その後も東北電力の会長など様々な要職を歴任し、戦後復興の立役者の一人として知られている人物です。

 

本屋さんへ

今回私はたまたま本屋さんへ立ち寄る機会があり、店内を歩き回っているとふと目が止まったのが”白洲次郎”の文字。見つけた瞬間に手に取りレジへ。とにかく彼の本を見つけると何も考えずに買ってしまいます。(彼の本は7−8冊は持っています笑)

https://precious.jp/articles/-/5933

さて、中を開くと(ここからネタバレ注意となります。)、白洲次郎の数々の名言や、彼の略歴や人となりが詳細に綴られていました。

私のブランド名でもある”カントリージェントルマン”についての彼の言葉も掲載されており、「あの人はカントリージェントルマンだという人が、本当のジェントルマンだ」と言う風に、ジェントルマンの中でもカントリージェントルマンこそが本物であると、特別な位置付けがなされていました。

これは、そもそもカントリージェントルマンは郊外に自らの土地を持ち、それらを”守り”ながら動物や植物、作物を養い”育てている”ということが、”尊敬に値する”という考えがイギリスには存在していたためのようです。

さて、ここまでなら今までの彼に関する書籍でも知ることができた情報ばかりでしたが、今回の本には今まで知られていなかった彼の持ち物に関する情報が掲載されていました。

エルメスに特注したクロコ革のアタッシュケース(鍵や持ち手は金ですが、少しも嫌味にならないセンスの良いものでした)、ギャンブルで巻き上げたロレックス、世界的な名店ヘンリー・プール(スーツの仕立て屋)にある顧客台帳には、彼の名前もしっかり記載されていました。

「一流の男は一流品を身につけるのだ」ということがよくわかるほど、彼の持ち物は一流品ばかりでした。

しかし良いものを身につけても、「これは良いものだ」と見せびらかすように身につけるのではなく、「あくまでも自然に」自分に馴染ませることこそが”スタイル”である、というのがジェントルマンの着こなしなのだそうです。

彼自身も、「アンダードレスとオーバードレスに気をつけろ(つまりその場所場所に合った過不足ない服装を心掛けろ)」と常日頃話していたそうです。

彼の服装やスタイルに関しては、「戦場のメリークリスマス」で知られる稀代の名監督、大島渚さんも、パーティー会場で彼が女性と話す様を見てそのあまりの雰囲気に見とれてしまったという感想を話していたことからも、とても洗練されたものであったことがわかります。

ではなぜ、彼は一流の持ち物を持つことを好んだのでしょうか。

※ここからはあくまでも私の想像に過ぎませんので、悪しからず。