1929年の世界恐慌を機に、ネイティブアメリカンのサントドミンゴ族によって誕生したのが、【失われつつあるヴィンテージアクセサリー】、通称バッテリーバード(Battery Bird)です。
恐慌によりシルバーやターコイズなどの材料が手に入りづらくなったため、サントドミンゴ族は身近にあった車のバッテリーなどから、聖なる鳥であったサンダーバード(Thunder Bird)をモチーフとしたネックレスを作り上げ、それを観光客に向けて売り始めました。
それが徐々に観光客に人気を呼び、当時多くの人が買い求めました。
最盛期は1930年代であり、現在ではほとんど制作されていないためにどんどん存在する数が減ってきており、さらには素材の劣化により完全な状態のバッテリーバードを手に入れることはかなり至難の業となってきております。
現在では、ヴィンテージのバッテリーバードは10万円を超える高値で取引されるほど、感度の高いファッション関係者にはすでに高い人気を得ています。
(さらに詳しいバッテリーバードの歴史は、こちらの記事からご覧ください)
このバッテリーバード-OILY BOY-は約1年半の歳月をかけ、ネイティブアメリカンの製法や歴史を調査し、いくつもの試作品を制作しながら試行錯誤していく中で、ようやく完成致しました。
使用している素材は、全てがヴィンテージの素材となっております。(強度にこだわり採用した、新品のワイヤーを除く)
1940年代のヴィンテージレコード、1930年代のベークライト、アリゾナ産ターコイズなど、素材について一つ一つ年代や背景を調べた上で、長い期間をかけ入手したヴィンテージ素材を使用して、フルハンドメイドで制作しております。
ネイティブアメリカンの歴史と想いをリスペクトし、一つ一つヴィンテージ素材を使用し、妥協せず作り上げた新作、バッテリーバード-OILY BOY-。
Santo Domingo族が作り上げた芸術品のようなバッテリーバードには遠く及びませんが、また少し違った味わいを楽しんでいただければと思います。
※素材の年代や材質等の詳細につきましては、ご購入者様のみにお伝えさせていただきます。
※素材は全て1930年代や1950年代のヴィンテージ素材となりますため、ご着用時に激しい運動等を行いますと破損する恐れがございます。あらかじめご了承ください。
(強度にもこだわって製作をしておりますので、通常の着用方法で破損することはほぼございません。)
バッテリーバード-OILY BOY-
ネックレスの長さ:約70cm
ペンダント部分:
縦→6cm
横→4.3cm
厚み→0.6cm
全体の重さ:68g
素材:ヴィンテージベークライト、ヴィンテージレコード、産地にこだわったターコイズなど
(年代や材質等の詳細は、ご購入者様のみにお伝えさせて頂きます。)