こちらのフォークのパターン”Imperial Chrysanthemum”は、1894年(約131年前)に発表されました。
製作したブランドは、世界的にも有名な銀食器ブランドGORHAM。その始まりは1813年に今から212年も前に遡ります。
卓越したデザインセンスはもちろん、それをこの世界に顕現でき得る高い技術力を持つ同社の製品・作品は当時のアメリカ政府にも認められており、
かのエイブラハムリンカーンの妻が、ホワイトハウスで使用するために購入したティーセットも、実はこのGORHAMの製品であったと言われております。
また「Imperial Chrysanthemum」という名前とデザインについての推察として、19世紀当時のアメリカでは、東洋趣味やオリエンタリズムが流行していた時期にあたり、
Gorhamはその影響を受け、製品にエレガントで格式高いイメージを持たせるために
「Imperial Chrysanthemum」という名称とデザインを採用したと考えられます。
Chrysanthemum=菊、つまり”皇帝の菊”と名付けられたこのパターンは、
持ち手の部分はもとよりフォークの指す部分の手前まで、
沢山の美しい菊やその葉が配置されており、”Imperial”の名に相応しい
豪華かつ荘厳なオーラを身に纏っています。
ちなみにGorhamではこの他にも、日本に着想を得たと思われるパターン
”Japanese”を1871年に発表するなど、その造詣の深さを感じることができます。
そもそもGorhamのImperial Chrysanthemumフォークバングルは、
以前も当ブランドにて販売(現在は完売)したことがございますが、
こちらは同パターンのSalad Forkを採用し、より軽量でさらりと身につけられる
一品に仕立てております。
フォークの指す部分はよく見かける並列に配置されているものとは違い、
中央の日本だけがデザイン上独立しているように、特徴的に配置されております。
これが、作品のデザインにひねりを加え、ワンポイントとして楽しめる箇所となりました。
手元に華やかさを加えたい方にピッタリの、ヴィンテージフォークバングルに仕立て上がりました。
※お手首周り15cmの方にのみご着用いただけます。
1本限定の販売となりますため、ぜひこの機会にお試しをいただけますと幸いです。
※本作品はヴィンテージ素材を使用しており、磨きをかけておりますが細かい傷が含まれております。
※本作品はハンドクラフトであり、工場で製作されたような正確な商品をお求めの方にはお勧め致しません。
上記お含みおきをいただきまして、ご検討をいただけますと幸いです。
Gorham Imperial Chrysanthemumヴィンテージフォークバングル
材質:スターリングシルバー(純度92.5%の銀)
ブランド:GORHAM
重量:22g
サイズ:お手首周り15cmの方にご着用いただけます
厚み:約2mm
幅最小:約4mm
幅最大:約22mm